【ノーコード時代】自社開発か外注か?ビジネス現場で選ぶ最適な開発戦略

Next1 Create Inc. デジタル事業部
2025.03.03

ノーコード開発の可能性

近年、AI技術の進化やノーコードツールの普及によって、専門的なプログラミング知識がなくてもアプリやシステムを作ることができるようになってきました。経営者層からも、「自社でできるかもしれない」「少しの工夫で業務改善につながるかもしれない」と聞く声が増えています。しかし、実際にツールを使ってみようとすると、操作方法やカスタマイズの限界、セキュリティの面で不安を感じることもあるでしょう。今回は、ノーコードツールの基本や代表的なサービス例をご紹介しつつ、実際に開発を試みる際のポイントについて解説します。そして、新しい自動化アプリ開発のアプローチとして、ノーコードでの自社開発と外注どちらの良さも兼ね備えた弊社提供のRakuAutoをご紹介いたします。

ノーコードツールってどんなもの?


(画像出典: https://x.gd/Uh9P9)

ノーコードツールとは、プログラミングの専門知識がなくても、視覚的な操作(ドラッグ&ドロップやウィジウィグエディタなど)でアプリケーションやシステムを作れる開発プラットフォームです。つまり、紙に書いたイメージをそのまま形にできるような感覚で、システム開発に取り組めるということです。具体的な特徴は以下の通りです。

  • 直感的な操作性: コードを書く必要がなく、ボタンやアイコンを選んで配置するだけでレイアウトや機能を作り上げられます。
  • 迅速な開発: 複雑なコーディング作業を省けるので、短期間でプロトタイプや初期バージョンのアプリが完成します。
  • 柔軟な連携: 多くのツールは、外部サービスとの連携が可能なため、既存のデータやシステムと簡単に連動させることができます。

代表的なノーコードサービスの例6選

近年では、用途に合わせた多彩なノーコードツールが登場しています。その中から、いくつか代表的なものをご紹介します。

Bubble

Bubbleは、Webアプリケーションの構築に特化したツールです。ドラッグ&ドロップでデザインを作成でき、ユーザー認証や決済処理などの機能も豊富に備えています。スタートアップ企業のプロトタイプ作りにもよく使われています。

Airtable

Airtableは、スプレッドシートの使いやすさとデータベースの機能を融合させたサービスです。シンプルな操作でデータ管理や業務自動化ができ、カスタムアプリの基盤としても活用されています。

Zapier

Zapierは、異なるWebサービス間のデータ連携やタスクの自動化をサポートするツールです。たとえば、Webフォームの入力データを自動的にスプレッドシートに記録したり、必要な情報をメールで通知するなど、日常の業務を手間なく自動化できます。

Webflow

Webflowは、デザイン性の高いWebサイトを直感的に作成できるツールです。専門的なコーディングなしに、プロフェッショナルな見た目のサイトを構築できるため、マーケティングやブランディングに最適です。

Microsoft PowerApps

Microsoft PowerAppsは、企業向けに特化したノーコード/ローコード開発ツールです。Office 365やDynamics 365との連携がスムーズで、既存の業務システムを活用しながら業務改善を進めることができます。

Replit

Replitは、オンライン上で手軽にコードを書いたり実行できる統合開発環境で、ノーコード・ローコードの枠を超えて、初心者でもプログラミングの基本を体験できるツールです。簡単なアプリケーションやプロトタイプの作成に適しています。

自社で挑戦か、専門家に任せるか―導入判断のポイント

以上のようなツールを使えばプログラミング知識がなくてもノーコードで開発できる時代となりましたが、ビジネスで実際に活用すべきかは、現時点では十分に検証する必要があると考えています。以下では、検証する際のポイントをいくつか紹介します。

要件の複雑さとカスタマイズ性

シンプルな業務や定型的なプロセスであれば、ノーコードツールで十分に対応できます。しかし、特有の業務ロジックや複雑なシステム連携が必要な場合、ツールの標準機能だけでは満足のいく結果が得られないこともあります。

セキュリティと信頼性

企業の大切な情報を扱う場合、セキュリティ面の強化は非常に重要です。ノーコードツールは基本的なセキュリティ対策を備えていますが、より高度なリスク管理やカスタムなセキュリティ対策には、専門のエンジニアの知見が求められることがあります。

コストとリソース

初期投資が少なく、すぐに始められる点は魅力ですが、月々のライセンス料やツールの制約が将来的な拡張性に影響することもあります。また、ツールの習得や運用に必要な時間・人材の確保も検討すべきポイントです。

将来的な拡張性とメンテナンス

初めはシンプルなシステムで問題なかったとしても、事業が成長するにつれてシステムの機能追加や改修が求められる場面が出てきます。その際、ノーコードツールだけで対応できるか、もしくは外部の専門家のサポートが必要かを予め考慮することが大切です。

ビジネス戦略との整合性

システム開発は単にツールを操作するだけでなく、全体の業務プロセスや戦略と深く関連しています。自社でのノーコード開発は、初期の試行錯誤を経ながら業務改善につなげる良いスタートとなる一方、時には専門家の意見を取り入れた方が全体の戦略に合ったシステムが実現できることもあります。

新しい自動化アプリ開発のアプローチ

https://rakurakuauto.com/

実際に、「操作は簡単そうだけど、実際に使いこなせるか不安」「自社の業務に合わせたカスタマイズは難しそう」といった声も上がっています。たしかに、初めは直感的な操作に魅力を感じても、業務特有の要件や将来的な拡張を考えると、どこかで壁にぶつかる可能性はあります。また、セキュリティ面や安定性についても、より安心できる体制を求める声は少なくありません。

こうした不安を解消するためのサービス「RakuAuto」をご紹介させてください。

RakuAutoは、ノーコード開発の手軽さと、プロの技術力・ノウハウを組み合わせた受託開発サービスで、営業リストの作成、広告レポート作成、採用メールの自動送信、社員管理、個人情報チェック、資金繰り管理、検索調査、チャット返信、さらにはメンタルヘルスチェックなど、幅広いユースケースに対応しており、企業の日々の業務を多角的にサポートします。以下に、RakuAutoの主な特徴をご紹介します。

【特徴01:「完全でおまかせ」で自動化アプリが最短3営業日で完成】

専任のエキスパートが、皆様の具体的なニーズを丁寧にヒアリングし、AIの力を活用してオリジナルの自動化アプリを作成します。最短3営業日という短期間での開発が可能なため、迅速な業務改善や市場投入をサポートします。

【特徴02:フルカスタム対応で、ニッチな業務にも最適】

RakuAutoは、既存のテンプレートに頼らず、皆様の業務に合わせた専用のオリジナルアプリを提供します。RPA(パソコンで行っている事務作業を自動化できるソフトウェアロボット技術)のような既成概念にとらわれず、複雑な業務や特殊な要件にも柔軟に対応できるのが大きな魅力です。

【特徴03:社内配布がとても簡単】

完成したアプリは、メールやチャットに添付するだけで社内配布が可能です。インストールも簡単で、アプリのアイコンも自由にカスタマイズできるため、使い勝手やブランディングにも配慮された設計となっています。

【特徴04:ローカル完結型で高いセキュリティを実現】

RakuAutoのアプリは、皆様のPC上で動作するローカル型のため、クラウド型サービスに比べて情報流出のリスクが低く、機密情報や個人情報の取り扱いにも安心してご利用いただけます。

【特徴05:初期費用5万円から低コストで導入可能】

RakuAutoは、カスタムの自動化アプリを提供する「フルサービス」ですが、AIを活用することで、「セルフサービス」であるRPAの平均的な料金よりも安価でサービス提供を実現しております。

まとめ

ノーコードツールは、初めてのシステム開発にチャレンジする際の大きな味方です。少ない初期投資で迅速にアプリを作ることができ、まずは試してみるという選択肢は大変魅力的です。しかし、実際に業務に取り入れると、複雑な要件やセキュリティ、将来的な拡張性といった面で、専門のサポートが必要になることもあります。

 

まずは自社の業務やニーズを整理し、どの程度のシステムが必要か、将来的な成長を見据えた場合にどのような体制が適しているかを検討することが大切です。その上で、初めはノーコードツールで手軽に試してみるのも良いですし、より安心して業務改善を進めるために、プロのエキスパートのサポートを受けるという選択も十分に価値があります。

 

もし、ノーコード開発に挑戦したいものの、ツールの習得やカスタマイズ、セキュリティ面での不安があるという方は、RakuAutoがお手伝いをいたします。専門家の知見と最新のAI技術を組み合わせたRakuAutoなら、短期間で、かつ専用のオリジナルアプリを安心してご利用いただけます。ぜひ、この機会にRakuAutoの導入をご検討いただき、業務効率化や市場投入のスピードアップを実現してみてください。



 

お問い合わせはこちらから:RakuAutoお問い合わせフォーム

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ネクストワンクリエイトデジタル事業部は、『心を動かす』クリエイティブをモットーに、動画の企画・制作、およびソフトウェアのデザイン・開発を主軸に展開しております。生成AI、およびブロックチェーン技術にも精通しており、様々なユースケースで実績がございます。ぜひお気軽にご相談ください。

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