太陽光発電によるEco Liveを実現!!
2011年3月11日、東日本大震災により今までに無い被害に見舞われた日本。今なお全国的にも節電を 余儀なくされ、私たちはエネルギーや資源の大切を痛感しています。
それに伴い、世界中で原発について議論されたり、自然エネルギーや環境問題に対する関心が高まり、太陽光発電や風力発電などのクリーンエネルギーに注目が集まっています。
今まで30年以上、日本のコンサート業界に携わっているコンサート演出家の市川訓由(いちかわ くによし)は今まで無意識に使用していた大量の電力を少しでも節約したり、従来とは異なる地球環境を考えたコンサート形態をかんがえるべきではないか』と思い、震災の約2年前から取り組んできた全く新しいコンサート形態となる”ELS ~Eco Live System~“を2011年に開発致しました。
この”ECO LIVE SYSTEM ”とは、太陽が燦燦と降り注ぐ昼間のうちにソーラーパネルからエネルギーを吸収し、それらをバッテリーに充電、そして夜のコンサートの電力へと活用するシステムです。
今の段階ではまだ、コンサートで使用するすべての電力をまかなうことは出来ませんが、世界で初めて太陽光発電により蓄電し、移動出来るシステムを活用したコンサートが実現可能となりました。
この挑戦は、日本が未曾有の大震災にあってしまった今だからこそ、エネルギーの大切さやコンサートそのものの新しい在り方を提案し、メッセージとして世界へ発信することが大切だと考えます。
アメリカのコンサート業界でも認められ、賞を受賞!
2011年10月28日~30日の3日間、米国・フロリダ州オーランドのオレンジカウンティ・コンベンションセンターで開催された、ライブイベント、クラブ、テーマパーク、シアターなど、あらゆるエンターテイメント空間を演出するための製品と技術、ソフトが一堂に会する米国最大の展示会「LDI(Lighting Dimensions International)2011」にて、太陽光発電を利用した『ECO LIVE SYSTEM』を披露し、見事Best New Product賞を受賞しました。
この一歩は地球の未来への大きな一歩ととらえ、この挑戦は震災後のこのタイミングだからこそ、 日本から今後のLIVEのあり方を世界に先駆けメッセージすることに意味があると考えております。
なお、このシステムは日本・イギリス・アメリカで特許を取得。